みやこのよもやま

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日々の節約を中心に、育児や仕事、家庭のことを綴ります。

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子どもをが嫌いでも自分の子は別は本当なの?

子どもを産むのをためらう理由に、子ども嫌いというのがあります。

そして、そんな人によく向けられる言葉に、自分の子は別というのがあります。

 

私も筋金入りの子ども嫌いでして、結婚10年たっても子どもを持ちませんでした。

理由を聞かれると、子ども嫌だから産みたくないと返していましたが、よくこの言葉を投げかけられました。

その度に無責任なこといって!と不快になったものです。

ところが。

不思議なことに、次第に自分の子がかわいいと思うようになりました。

私の子供に対する感情の変化はどうだったのか?

妊娠前

子供は嫌い。見るのも嫌。近づいてきたら睨む。

妊娠中

度々産みたくないと思い悩む。お腹の子をかわいいと思えない。

でも無事に産まれて欲しいという矛盾で揺れる。健診はきちんと行ったが、母親学級はボイコット。ママ、といわれることに嫌悪感。

出産直後

無事お勤めを果たしたことで安堵。それ以上の感情はなし。助産師さんが抱かせてくれたけど、早々に心待ちにしている夫と実母の元に連れていってもらうようにお願いする。

生後すぐ

何故か、お見舞いにきた夫の家族に息子が連れ去られると感じ、涙が止まらなくなる。

本能的な感情に戸惑う。でも相変わらず子どもに対する感情は微妙の一言。

退院~生後1ヶ月

ともすれば消えて無くなりそうな命にびくつく。大さじ1杯のミルクを飲むこともままならない姿を見て、私がいないとこの子は死ぬ!とにかくやらなきゃ!という気持ちにる。

生後3ヶ月

笑うようになって、次第に心の中でかわいいな、と思うようになる。

授乳にも慣れて心に余裕が出てきたのかな?

生後6ヶ月

人見知りが始まり、私以外を拒否する姿をみて嬉しくなるかわいいと声に出していえるようになる。

生後8ヶ月

寝顔を見て幸せを感じるようになる。

現在

復職して離れるのが辛い。

母性本能はすぐに現れないことがよく分かった。

ご覧の通りです。少しずつ子どもに対する気持ちがはっきりしてきました。最初は親としての義務感が強かったのですが、次第に無条件で子どもが大事だと思えるようになりしました。

子どもが必要以上に嫌いだった理由。

恐らくですが、1番の理由は未知なるものへの恐怖でしょう。

どう扱っていいか分からない、なんで泣くのか分からない…得体が知れないというところに不快感を得ていたのだと思います。

現に子どもの扱いに慣れてくるにつれ、子どもに対する嫌悪感は消えていきました。

大好きになったわけではないですけどね。

 自分の子は別、の真の意味。

間違いなく、別です。

ただ、単にかわいいと思うのとは少し違います。守ってあげれるのは、自分しかいないというどうしようもない状況が、自分の子は別という表現を生みだしているのだと思います。

終わりに…子ども嫌いで産みたくないと思う人へ。

いろんな考え方があると思いますが…

愛情とは、何もかわいい、好きと思うことだけではありません。

そして産みたくない、という気持ちを否定する必要もないと私は思います。

「産んだら変わるよ」「そんな気持ちで産むな」

私はどちらも無責任な発言だと思います。

産んでみて私のように気持ちが変わることもあれば、変わらないこともある。悪化するかもしれない。でもそれは好きで産んだ人にもいえることです。

誰にも保障はできないのですから、悩みながらでも目の前にある課題をひとつずつクリアしていけばいいのですよ。

… あんまり役に立たない内容でごめんなさい。

体だけは大切にしてくださいね。